カツオ

(ホンガツオ)

刺身やタタキ、鰹節など日本の食卓ではおなじみの魚。カツオと名が付く近縁種は多々あるが、カツオ属を形成するのはこの一種のみ。絶命すると横縞が消えて縦縞が現れるため、横縞が出ないヒラソウダやマルソウダ、スマなどの類似種と区別できる。

「竿がのされるほどの強烈な引きに大興奮!!」

全世界の熱帯から温帯海域に広く分布。日本海側ではほとんど見られないが、希に入ってくることも。20℃前後の暖かい水域を好み、甲殻類や魚類、イカ類など幅広く捕食して成長する。表層付近を遊泳することが多く、群れでの行動が基本。

産卵は主に夏に行われ、仔魚は熱・温帯域で生活。春先に日本沿岸を北上するものは“初ガツオ”、秋に南下してくるものは“戻りガツオ”と呼ばれ市場に出回る。戻りのほうが脂の乗りがよいが、初もののサッパリとした味わいもよい。

釣期は回遊が安定する夏からで、ジギングやコマセ釣りで狙える。カツオの瞬発力は凄まじく、一度味わったら虜になること間違いなし。
<主な釣り方>
■エサ釣り(コマセ)
■ルアー(キャスティング)

カツオの釣果写真

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