マハタ
190種にものぼるハタ類の中心種。船釣りで釣れるのは60cmまでに中小型が多いが、最大で1m前後まで育つ大型魚である。
食味は食通の間でも絶賛されるほどで、大型ほど味がよいとされる。旬は春~夏だが年間を通してさほど味が落ちないのが特徴。養殖が行われており価格は比較的安定しているものの、天然の活けは非常に高価。超が付くほどの高級魚である。
近似種のマハタモドキと混同されることが多いが、マハタの尾ビレは後縁が白いのに対し、マハタモドキには白い縁取りがない。クエ(モロコ)ともよく似ているが、マハタのほうがやや寸詰まりの体型をしている。
「底を切るまでは力対力の勝負」
分布域は沖縄を除く北海道以南の海域で、水深30~300mの岩礁帯周りに棲息している。普段は岩の隙間や穴に身を潜め、甲殻類や小魚を補食する。幼魚には白い縞模様が見られるが、成長するにしたがって薄くなる。

釣期はほぼ周年。釣り方は生きたイワシやムロアジをエサにした泳がせ釣りが主流だ。かつてはクエやカンパチ狙いの外道として釣れる程度の扱いだったが、最近はマハタを専門に狙う船宿も増えてきた。ハリ掛かりした後の引きは強烈のひと言。底から離すまではダンプカーのようなパワーで釣り人を翻弄するが、ひとたび底を切れば、わりとすんなり上がってくる。
締まった白身はどう料理しても美味しい。新鮮なものはやや身が硬いため、刺身にする場合は薄造りにするか、冷蔵庫で2~3日寝かせるとよいだろう。アラからもよいダシが出るので、汁物や鍋で楽しみたい。
食味は食通の間でも絶賛されるほどで、大型ほど味がよいとされる。旬は春~夏だが年間を通してさほど味が落ちないのが特徴。養殖が行われており価格は比較的安定しているものの、天然の活けは非常に高価。超が付くほどの高級魚である。
近似種のマハタモドキと混同されることが多いが、マハタの尾ビレは後縁が白いのに対し、マハタモドキには白い縁取りがない。クエ(モロコ)ともよく似ているが、マハタのほうがやや寸詰まりの体型をしている。
「底を切るまでは力対力の勝負」
分布域は沖縄を除く北海道以南の海域で、水深30~300mの岩礁帯周りに棲息している。普段は岩の隙間や穴に身を潜め、甲殻類や小魚を補食する。幼魚には白い縞模様が見られるが、成長するにしたがって薄くなる。

釣期はほぼ周年。釣り方は生きたイワシやムロアジをエサにした泳がせ釣りが主流だ。かつてはクエやカンパチ狙いの外道として釣れる程度の扱いだったが、最近はマハタを専門に狙う船宿も増えてきた。ハリ掛かりした後の引きは強烈のひと言。底から離すまではダンプカーのようなパワーで釣り人を翻弄するが、ひとたび底を切れば、わりとすんなり上がってくる。
締まった白身はどう料理しても美味しい。新鮮なものはやや身が硬いため、刺身にする場合は薄造りにするか、冷蔵庫で2~3日寝かせるとよいだろう。アラからもよいダシが出るので、汁物や鍋で楽しみたい。
<主な釣り方>
■エサ釣り(泳がせ)
■ルアー(ジギング)
■ルアー(ジギング)