イシダイ

強靱な口で硬い殻を持つサザエやウニをバリバリとかみ砕いて食べてしまう磯の王者。食味も申し分なく、特に冬の脂の乗った刺身は極上品。ただし、まれに老成魚はシガテラ毒(プランクトンが産生する毒素が魚に蓄積することによる中毒)を持っているので注意。

「希少性と強烈な引きが魅力!」

イシダイはスズキ目イシダイ科に属し、日本各地のほか韓国、台湾に分布。暖かい海流が接する浅い岩礁域を好み、海底の根周りや岩陰に身を潜めたり、エサを求めて海底付近を泳ぎ回る。
シマダイ(サンバソウ)と呼ばれる30cm未満の幼魚はウイリー五目でもよく見かけるが、60cmを超える成魚はなかなかお目に掛かれない貴重な存在。数少ない老成したオスは、口周りが黒くなることからクチグロ(口黒)と呼ばれ珍重されている。このクラスが掛かると竿は一気にのされ、強烈な引きになすすべがなくなるほど。
<主な釣り方>
■エサ釣り(コマセ、ウィリー五目)
■磯釣り(底物)

イシダイの釣果写真

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