店員オザワに聞け!『船釣りの竿選び』

マゴチ専用ロッド

これぞ王道!? 店員オザワの限りなく無難な道具選び

小澤 淳 2016.05.14
夏になると東京湾ではマゴチ釣りが本格化します。
この時期のマゴチは『照りゴチ』と呼ばれ、東京湾奥では夏の風物詩になっています。
釣って楽しいのはもちろんのこと、食味も非常によいマゴチ。お刺身や煮付けなど、どんな料理でも美味しく頂けます。個人的には薄造りのお刺身がサイコ~ですね♪

『食い込みがよく、合わせの効く竿を選ぶ』

マゴチ釣りには基本的に生きエサを使用します。サイマキ(エビ)やハゼのほか、シロギスの乗合船などでは外道で釣れた小型のキスやメゴチをエサに狙います。
サイマキ(クルマエビ)
仕掛けは10~20号のオモリを付けた片テンビン仕掛けや三日月型オモリに、4~5号のハリスを1.5~2m結ぶのが一般的です。

さて、「ヒラメ40 マゴチ20」とよく言われるように、生きエサを使うヒラメ・マゴチ釣りは合わせのタイミングが非常に難しい釣りです。
そんなマゴチを釣るには「食い込みのよいしなやかな穂先」と「合わせがしっかりできる張りのある胴」を持つロッドが必要です。

各メーカーから様々な専用ロッドが発売されていますが、「夏の一時期しかやらないし、高価な本格的ロッドは……」という方にオススメなのが、
【ダイワ】MAGOCHI X 210
MAGOCHI X 210
高スペックなマゴチ専用ロッドでありながら、釣具屋さんでの実売価格は1万円ちょっとと、コスパにとっても優れているのが特徴です。
この夏マゴチを始めてみたい方へ、オススメの一本ですよ♪
ライター紹介
マゴチ専用ロッド

小澤 淳(オザワ ジュン)

神奈川県相模原市上溝にあるフィッシング相模屋のスタッフです。
基本的に磯釣り師ですが、湘南茅ヶ崎産まれの茅ヶ崎育ちで、10代中頃から20代前半まで、ある船宿さんでアルバイトもしてました。現在、店でも担当は磯釣り……なのですが、数年前に相模湾へカツオ釣りに行ってから、再び船釣りの世界にのめり込みました。マダイ、マグロ釣りのほか、最近特にハマっている釣り物がカワハギ、マルイカ、タチウオ。お酒の次くらいに船釣りも大好き♪(笑) 最近、店で磯釣りのお客さんに「よう!船釣り師!」と呼ばれる、複雑な気持ちの40歳です

小澤 淳 バックナンバー