店員オザワに聞け!『スッテ選び』

マルイカ釣りのスッテ選び

これぞ王道!? 店員オザワの限りなく無難な道具選び

小澤 淳 2016.11.12
去年から始めて、オザワがハマりにハマった釣りが『マルイカ』。ほぼ毎週、仕事が休みのたびに相模湾、東京湾へ通い詰めました。

マルイカ
昨年は20年ぶりの当たり年だったらしくて(僕はそれまでやったことがなかったので、詳しくはわかりませんが)、ちょうど今時分(5~6月)は各船宿さんで束(100杯)オーバーの釣果がちらほらと聞かれていました。

で、今年はというと…。蓋を開けて見れば「なんだかなぁ」的な釣果が続き、イマイチ盛り上がりに欠けています。

僕も先日、佐島港の遊漁船から出撃しましたが、マルイカ2杯、ムギイカ8杯の合計10杯しか釣れませんでした。ちなみに竿頭の人で15杯。やっぱり、なんだかなぁ…的な釣果でした(笑)。
まあ、本来はこれから夏にかけて上向く釣り物なので、今後に期待ですね♪

『持っておきたい! 3.5cmの超ミニサイズ』

さて、マルイカのスッテといえば昔は7cmが標準だったようですが、最近は5cm以下が主流となってます。
さらに、去年よかったのが3.5cm前後の超ミニサイズのスッテ。
オススメ マルイカ用スッテ
初めて見たときは「本当にこれで釣れるの?」って思うほど小ささに驚きましたが、マイクロサイズといえる超ミニイカや、スレて乗らないイカには効果絶大!オザワも随分とこのミニスッテに助けられました。

この超ミニスッテ、去年まではヤマリアの【チビエビ3.5】しか市販されておらず、細部にこだわる人や名人さんは5cmクラスをカットし、カンナ針を付けるなどして自作していました。しかし、今年は画像のような3cmクラスの市販品が各メーカーから発売されたので、自作が苦手な人でも非常に助かります。

通常は針数が5~6本立てのカンナなのですが、一番左上のダイワのミッドスッテ35ミラーだけは市販品最多の7本立てカンナ!イカがちょこっと触れただけでも引っ掛かってしまいそうですね♪

一応、基本カラーとしてケイムラ、ブルー、レッド系は揃えておきたいところ。通常、ひとつの仕掛けに5~6本のスッテを付けるので、基本色の間にグリーンやイエロー系を挟む配色がよいかと思います。

あぁ、早くマルイカの盛期、来ないかなぁ…。
ライター紹介
マルイカ釣りのスッテ選び

小澤 淳(オザワ ジュン)

神奈川県相模原市上溝にあるフィッシング相模屋のスタッフです。
基本的に磯釣り師ですが、湘南茅ヶ崎産まれの茅ヶ崎育ちで、10代中頃から20代前半まで、ある船宿さんでアルバイトもしてました。現在、店でも担当は磯釣り……なのですが、数年前に相模湾へカツオ釣りに行ってから、再び船釣りの世界にのめり込みました。マダイ、マグロ釣りのほか、最近特にハマっている釣り物がカワハギ、マルイカ、タチウオ。お酒の次くらいに船釣りも大好き♪(笑) 最近、店で磯釣りのお客さんに「よう!船釣り師!」と呼ばれる、複雑な気持ちの40歳です

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