シマアジ
泣く子も黙る超高級魚である。最大で1m、10kg以上に育つ。関東地方では大型の個体をオオカミと呼ぶ。ケタ違いのパワーとスピードで食わせた後のスリルは満点だ。そのくせ唇が薄く弱いため、すぐに口切れでハリが外れてしまうなど取り込みにくさも一級。食わせてもなかなか獲れない難しさは、釣り歴数10年のベテランでさえ頭を抱え込むほどである。
食味のよさは説明するまでもない。最も高級な寿司ダネのひとつであり、「時価」とあっても庶民は恐ろしくて頼めたものではない。
「ヤリトリは慎重かつ大胆に」
分布域は南日本一帯で、主に水深100m以浅の浅い海に棲息する。磯釣りでもよく狙われていることから磯魚と思われがちだが、実際にはガチガチの岩場よりも、砂地底や砂地交じりの岩礁帯を好む。漏斗状の口を砂地へ突っ込むようにしてイソメや甲殻類を食べるほか、イワシなどの小魚も口にする。
シマアジはオキアミへの反応がよく、コマセ釣りで狙うことが多い。食わせた後の引きは強烈のひと言だ。無理に走りを止めると口が切れるし、走らせすぎると根を巻かれてしまう。慎重かつ大胆なヤリトリが要求される。
周年釣れる魚だが、盛期は夏から秋にかけてで、旬もちょうどこの頃だ。1~3kgが最も味がよいとされる。スーパーでもたまに見かけるが、流通する大半が養殖物で、天然はかなり希少。ほんのり甘い白身を口の中に入れると、釣り人であることの喜びを実感するはずである。特に刺身は絶品だ。
食味のよさは説明するまでもない。最も高級な寿司ダネのひとつであり、「時価」とあっても庶民は恐ろしくて頼めたものではない。
「ヤリトリは慎重かつ大胆に」
分布域は南日本一帯で、主に水深100m以浅の浅い海に棲息する。磯釣りでもよく狙われていることから磯魚と思われがちだが、実際にはガチガチの岩場よりも、砂地底や砂地交じりの岩礁帯を好む。漏斗状の口を砂地へ突っ込むようにしてイソメや甲殻類を食べるほか、イワシなどの小魚も口にする。
シマアジはオキアミへの反応がよく、コマセ釣りで狙うことが多い。食わせた後の引きは強烈のひと言だ。無理に走りを止めると口が切れるし、走らせすぎると根を巻かれてしまう。慎重かつ大胆なヤリトリが要求される。
周年釣れる魚だが、盛期は夏から秋にかけてで、旬もちょうどこの頃だ。1~3kgが最も味がよいとされる。スーパーでもたまに見かけるが、流通する大半が養殖物で、天然はかなり希少。ほんのり甘い白身を口の中に入れると、釣り人であることの喜びを実感するはずである。特に刺身は絶品だ。
<主な釣り方>
■エサ釣り(コマセ)
シマアジの釣果写真
シマアジの次はこちらも↓
50音順
アイナメ
アオハタ
アオリイカ
アカハタ
アカムツ(ノドグロ)
アコウダイ
アジ(マアジ)
アブラボウズ
アマダイ
アヤメカサゴ
アラ
イサキ
イシダイ
イシモチ
ウスメバル(オキメバル)
オオモンハタ
オニカサゴ
カサゴ
カツオ
カレイ
カワハギ
カンパチ
キジハタ(アコウ)
キハダマグロ(キメジ)
キンメダイ
クロダイ(チヌ)
クロマグロ
クロムツ
ケンサキイカ(マルイカ)
コウイカ(スミイカ)
サバ
サワラ
シイラ
シマアジ
ショウサイフグ
シロギス
スズキ(シーバス)
スルメイカ
タチウオ
ハガツオ
ハナダイ(チダイ)
ハマダイ(オナガ)
ヒラマサ
ヒラメ
ヒレナガカンパチ
ブリ(ワラサ、ハマチ)
ベニアコウ
ホウボウ
マゴチ
マダイ
マダコ
マダラ
マハタ
メジナ(グレ)
メダイ
メバル
ヤリイカ
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