ベニアコウ
(オオサガ、サンコウメヌケ)
ベニアコウとは釣り人の呼称で、正式には「オオサガ」「サンコウメヌケ」の2種を指す。
いずれも全身が一様に赤く、定型、定位置の斑紋はない。ただし、墨と称される不定形、不定位置の黒斑を有する個体はあり。額棘がなく、眼窩下縁も無棘。
口腔内が白ければオオサガ、黒ければサンコウメヌケとされるが、未だに分類上解明されていない部分が多い。
水深800m~1,000m越えの水深を釣る本種。これ以深の海域には釣りのメーンターゲットに足り得る魚種は存在せず、またその味覚と希少性からも「究極の深海ターゲット」と称される。
2kgの錘が着底するまで15分、ここから流す事20分~1時間、巻上は状況により30分から時に1時間。長いドラマのクライマックスシーンは紺碧の海面に咲き誇る深紅の大輪。玉砕覚悟で挑む難攻不落の気難しさと裏腹、いとも簡単に微笑んで見せる小悪魔のような気紛れ。その濃厚な味覚に触れた者は「もう一度」と熱く心を燃やし、想い叶わぬ者は「次こそ自分が」…時に甘美な愛欲の蜜で、時に絶望の苦汁で充たされた「底なし沼」の快楽に溺れ続け、苦痛にあがき続ける。
いずれも全身が一様に赤く、定型、定位置の斑紋はない。ただし、墨と称される不定形、不定位置の黒斑を有する個体はあり。額棘がなく、眼窩下縁も無棘。
口腔内が白ければオオサガ、黒ければサンコウメヌケとされるが、未だに分類上解明されていない部分が多い。
水深800m~1,000m越えの水深を釣る本種。これ以深の海域には釣りのメーンターゲットに足り得る魚種は存在せず、またその味覚と希少性からも「究極の深海ターゲット」と称される。
2kgの錘が着底するまで15分、ここから流す事20分~1時間、巻上は状況により30分から時に1時間。長いドラマのクライマックスシーンは紺碧の海面に咲き誇る深紅の大輪。玉砕覚悟で挑む難攻不落の気難しさと裏腹、いとも簡単に微笑んで見せる小悪魔のような気紛れ。その濃厚な味覚に触れた者は「もう一度」と熱く心を燃やし、想い叶わぬ者は「次こそ自分が」…時に甘美な愛欲の蜜で、時に絶望の苦汁で充たされた「底なし沼」の快楽に溺れ続け、苦痛にあがき続ける。
<主な釣り方>
■エサ釣り(胴つき)
ベニアコウの釣果写真
ベニアコウの次はこちらも↓
50音順
アイナメ
アオハタ
アオリイカ
アカハタ
アカムツ(ノドグロ)
アコウダイ
アジ(マアジ)
アブラボウズ
アマダイ
アヤメカサゴ
アラ
イサキ
イシダイ
イシモチ
ウスメバル(オキメバル)
オオモンハタ
オニカサゴ
カサゴ
カツオ
カレイ
カワハギ
カンパチ
キジハタ(アコウ)
キハダマグロ(キメジ)
キンメダイ
クロダイ(チヌ)
クロマグロ
クロムツ
ケンサキイカ(マルイカ)
コウイカ(スミイカ)
サバ
サワラ
シイラ
シマアジ
ショウサイフグ
シロギス
スズキ(シーバス)
スルメイカ
タチウオ
ハガツオ
ハナダイ(チダイ)
ハマダイ(オナガ)
ヒラマサ
ヒラメ
ヒレナガカンパチ
ブリ(ワラサ、ハマチ)
ベニアコウ
ホウボウ
マゴチ
マダイ
マダコ
マダラ
マハタ
メジナ(グレ)
メダイ
メバル
ヤリイカ
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